植える

植林

組合員・森林所有者・公有林等から、伐採跡地にスギ・ヒノキ・広葉樹等の植栽を委託事業で実施し補助金申請・代理受領まで行います。
手続の際は事前に森林整備課担当者と打合せ下さい。

保育

下刈

植林後、概ね1年生から7年生まで下刈作業があります。雑草の生長が良い場所は、1年に2回の下刈を行います。
※補助金申請等植林に同じです。

枝打ち

節のない良質な木材、または病害虫から守るため枝打ちを行います。生長状況を確認しながら行いますが、10年生前に1回とその後2から3回必要です。

除伐

12年生前後と18年生前後の2回で、雑木・蔓等を刈払う作業があります。

保育間伐

25年生と30年生を目安に保育間伐(不良木等を切捨て間伐)を行います。

木材の利用

収入間伐

35年生以上になると収入間伐ができます。伐ってしまうと植栽が大変なので間伐を数回することで森林機能の効果が図られ、収益の確保ができます。
当組合は経費軽減のために集団間伐を推進するため、見積書を作成して間伐推進を行っています。(間伐アタック作戦を実施)

主伐

手入れの済んでいる森林は、45年生以上になれば伐採可能となります。依頼があったら見積書を作成して成立ができれば、委託・買取のどちらかの方法で契約し、事業を行います。

木材の販売

直送販売

合板材として、市内合板工場セイホク(株)、西北プライウッド(株)、石巻合板工業(株)へ販売。製材用として(株)山大等石巻管内製材工場へ販売。チップ用原木ダルマチップ工業(株)等へ販売。 (平成27年度出荷量14万m3)


製材工場


合板工場


チップ工場

木材及び木製品の販売

組合隣接地、中間土場において注文材の販売。事務所内にて造園用及び土木用杭各種、ストーブ用薪、合板各種販売。

木材の加工

県産スギ材でつくった、ステキな家具であなたも地球温暖化防止に参加してみませんか。
家具は全て手作りのため、購入者のニーズに合わせて調整が可能です。お好みに応じて、寸法・色が変更できますのでご相談ください。

購買事業

組合事務所内にて林業資材、除草剤、堆肥(にっこり有機)、木炭、包丁各種、緑化木、山行苗木、林業用機械等の組合購買品の販売。

環境税への取り組み

間伐作業着手までの流れ

森林経営管理制度に関する各市町の取り組み

石巻市

基本方針 山地災害を未然に防ぐために石巻市で指定している山地災害危険地区周辺の森林整備
地区選定 山地災害危険地区における実施順
① 山腹崩壊危険地区
・危険性が高く集落に近い
② 保全対象地域
・下流域の人家等数が多い個所
意向調査 令和3年度から石巻市で選定した箇所を森林組合で実施している。
森林施業 石巻市と森林所有者で経営管理権集積計画を締結している箇所の森林整備を令和4年度から実施。

東松島市

基本方針 小規模で収益性が低い未整備森林を再生
地区選定 全域を7ヶ所に区分
①上下堤北部 ②新田 ③大塩 ④根古 ⑤矢本 ⑥上下堤南部 ⑦宮戸
1年間で1地区を実施し、7年間で一周するようにし、それを繰り返す。施業個所は東松島市で選定する。
意向調査 ①の地域から順次、東松島市で実施している。
森林施業 令和4年に意向調査済の箇所にに対して森林現況調査を実施、森林整備は小規模森林は自伐林家に、大規模森林は森林組合等で実施する予定。

女川町

基本方針 ①ニホンジカ被害のために荒廃し採算が取れない森林の再生
②防鹿柵の設置
地区選定 4ヶ所の防鹿柵設置ルートを設定
①針浜~高白 ②市街地 ③大沢~京ヶ森線~石浜 ④旧雄勝町境
以上の箇所で周辺の森林に対して整備を実施。
意向調査 ①の地域に対して数年に分けて女川町で実施している。
森林施業 ①の意向調査済みの箇所に対して防鹿柵を設置しており、森林整備も森林組合で実施している。

森林整備を一層推進するため、森林の多い地域への森林環境譲与税の配分を高めるよう市町から国に働きかけてもらえるよう要望してきました。

令和5年5月15日 女川町へ要望

女川町議会 佐藤良一議長

要望説明

女川町 須田町長

令和5年5月16日 石巻市へ要望

石巻市議会 安倍太郎議長

要望説明